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着物の形のポチ袋の話

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千代紙カフェの着物の形のポチ袋は、千代紙カフェのオリジナルです。

貼り絵ばかりしていた2017年の夏、それ(貼り絵)をポチ袋に出来ないかと友人に聞かれたのは銀座。その帰りの新幹線の中でデザインし、翌日さっそく原型出来ました。笑

 

この形になった経緯

●紙を切って貼って作ること

●15cm角のおりがみを無駄なく使うこと

●実際の着物の構造や着用をふまえること

●中身の出し入れが容易であること

●中身を出しても元の形が保たれること

●素材にこだわり生産者に敬意をはらうこと

といったことをひとつずつ形にしていきました。迷うことはほとんどなく、すんなりこの形に辿り着きました。

 

とりわけ大事にしているのは「柄」の扱い

着物は幅の狭い長い布地を縦方向に使って縫い合わせた衣服です。ポチ袋を作るにあたっても出来る限りその点をないがしろにしないように気をつけています。

 

画像は「麻の葉(あさのは)」という文様です。

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規則正しい文様なのでポチ袋にするのは比較的楽な柄のひとつです。ですが、よーく見てくださいね。このふたつのポチ袋の麻の葉、向きが異なるのがわかるでしょうか。麻の葉の柄の尖った先が上に向いているのと横に向いているのがありますよね。このとき衿の柄も同じように向きますので、そこを間違えないように注意しないといけません。

 

もちろんどの柄でも同じようにしているわけではなく、見た目の違和感が無ければ、紙を無駄にしないということを基本的には優先して作ります。

 

命名「千代紙着物の着せ替えぽち袋」の由来

着物の形の可愛い封筒に、帯や小物をあれこれコーディネートする過程が昔やった着せ替え遊びのようで思いがけず楽しくて、このポチ袋を「千代紙着物の着せ替えぽち袋」と名づけました。名前長すぎるけど。笑 (しかも実際には完成後は帯小物をバラバラに着せ替えすることはできません)

 

ポチ袋の教室は2種類

千代紙着物の着せ替えぽち袋の教室は2つあります。

 

ひとつは、完成品のポチ袋をお選びいただいて、帯と小物も自由にコーディネートして仕上げるワークショップ。貼り絵とはまた違った楽しいレッスンです。

 https://r.goope.jp/chiyogamicafe/menu/927918

 

もうひとつは、着物の形のポチ袋を作るところからチャレンジする教室。結構タフなのであまりおすすめしていませんが(笑)、作ってみたいというお声がまれに届きますのでレッスンとしてご用意しています。なお、有料無料に関わらずだれにも作りかたを教えないことをお約束ください。

 https://r.goope.jp/chiyogamicafe/menu/927927

 

最後まで読んでくださり、どうもありがとう。

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