ちよかふぇ便り

2022-02-16 15:00:00

03 千代紙カフェの始まり

2016年9月4日、日曜日。

ある資格がほしくて定期的に上京して勉強していた中の、着物のコーディネートを千代紙で表現するというひとつの課題との出会いから、千代紙カフェは始まりました。

 

だれかに喜ばれる仕事をしたいと模索していた時代の話です。

 

まったく続くはずもない日記帳をその足で買いに行ったのでしょうか、新宿の世界堂で求めたまったく続いていない日記帳の2日目にこのように書いていました。

 

九月五日月曜 とても暑い東京

きのうの千代紙コラージュ、楽しかった。自分の性分にも合っている気がする。これを提供できないかしら。色と文様はそれだけで美しくときめくし、コラージュすることでコーディネートの勉強にもなり、着かたや着物、帯の種類や構造まで覚えられる。眺めてかわいらしいだけでなく、いくらでも深められそう。名称・千代紙カフェ、略してちよカフェ。なんてどうかしら。

 

このときはまだ、「ちよカフェ」って「カフェ」はカタカナだったんですね。笑

 

築地のホテルに泊まり、翌朝、帰宅するために晴海通りを渡りながら浮かんだのが「千代紙カフェ」という名称でした。バス停に着いてスマホで検索し、「千代紙カフェ」がどこにもない名称だということに気づいて、ひとりでドキドキしていました。笑

 

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