ちよかふぇ便り
23 お花のルルベドール(姫)
1月はルルベドールの新作をいくつか制作いたしました。
完成品でも背丈9cmちょっとくらいの小さなこどもルルベちゃんです。
造花をあしらったこどもルルベちゃんが楽しくて、ミモザ、サクラ、ナノハナをデザインしました。
お花は慶びも悲しみも、どんなシーンの贈り物にも適したギフトアイテム。日常でも家の中にもお花があると豊かな気持ちになれますよね。なかでも生花は最強だとは思いますが、心や体が弱っているときの贈り物にもお花を…と、造花を使った小さなブーケのようなルルベドールを思いつきました。
わたくし自身、術後に痛くて泣いた数年前の夏、父の介護に途方に暮れて余裕がなかった日々… そんなとき、生花のお手入れをする余力などありませんでした。そんな心や体が弱ったひとにも負担にならないお花の贈り物を想定して作り始めたこのシリーズです。
今後の展開としては、スイトピー、スズラン、カーネーション(母の日)、バラ、ヒマワリも予定しています。
22 本年もよろしくお願いいたします
20 本年もよろしくお願いいたします
元旦から3日かかって、正座の舞妓ちゃんを作りました。
この子は、ルルベちゃんの仲間で「テテちゃん」といいます。
ルルベちゃんはルルベちゃんしか作らないと決めていましたが、講師資格の更新の記念品として、テテちゃん1体が届いてしまったのです。笑
簪のお花は、極細水引を使った小さなパーツを使いました。ちょっとやりすぎた感があります。全体を見ながら作らないといけないという基本を、夢中になるとつい忘れてしまいますね。
2023年は、千代紙とルルベちゃんの教室をもっと頑張る一年にしたいと思っております。
2023年も皆様の毎日が豊かで明るいものとなりますように
楽しい時間を千代紙カフェでお過ごしくださいませ
18 お年玉袋、着物の形でうさぎ柄
毎年作っている、干支柄の友禅紙を使った着物の形のポチ袋「千代紙着物の着せ替えぽち袋」、ことしもなんとかご用意出来ました。
動物の顔があるため、柄合わせには神経を使います。もちろん逆さになったり切れたりする部分もありますが、それは実際の着物も同じ。見たひとに違和感を与えないように見極めるのが、このポチ袋を作るときに最初に時間をかけるところです。
こうやって作ると、端から無駄なく裁っていく場合と比べて余る部分がたくさん出てしまうわけで、これを年内に片付けることがとても重要になってきます。なのにことしももう2か月しかなくて、京都と東京へ出張が入っているので実質1か月くらいしかなくて、とても焦っているきょうはあしたから11月。
このポチ袋は11月7日(月)より販売開始予定です。よかったら使ってみてください。
17 ちよかふぇ記念日
前のブログの記事を、もう振り返りせず削除しながら、
(あっ!)と思い、2016年のカレンダーを見てみたら、やっぱり。
きょうが「千代紙カフェ」って名前を思いついた日だった。
築地の晴海通りをバス停に向かって渡りながら、突然、「千代紙カフェ」って名前が浮かんで、「略して“ちよかふぇ”」までも閃いた。笑
やっぱり着物が好き。コーディネートが好き。着なくても着物が楽しめることを伝えたい。そう改めて思った夜。




