ちよかふぇ便り
08 minne 3年生になる
千代紙カフェの作品を minne で公開したのは2年前の3月、ひなまつり。
2月末、着物のアドバイザーになるための学び目的で上京していたときのこと。到着した日の夜に学校一斉休校のニュースが流れ、滞在中の予定がすべてなくなりました。これから社会に出て働こう!とヤル気満々だったのに、まさかここでずっこけるとかありえない。
そこで、いつかはminneと思っていたネットで販売をいま始めてみよう!と思い立ち、ネットで見つけた紙屋さんに千代紙を買いに行き、銀座の伊東屋で(帰宅すればある)大きな道具を買って、ホテルでポチ袋用の千代紙を裁断していました。笑
東京でいつも泊まっていたビジネスホテルから先月初め、「最後の利用から2年間利用がないので3月1日にポイント全部没収します!」という意味のメールが届いていて、あああれから2年、もう過ぎるんだと気づかされました。
minne 3年生になりました。
これからも、あ~これ好き!って思ってくださるかたとの出会いを楽しみに、作品の制作とご紹介を続けていきたいと思います。
minneのショップへは、ホームページのメニューからお越しいただけます。
07 毎月の制作目標(2022年)
昨年の目標について書いたこちらの投稿の続編です。
https://r.goope.jp/chiyogamicafe/diary/20803
昨年一年間、目標が達成できました!
これで終了、といきたいところですが、毎月の便りを楽しみにしてくださっているし続けたい。しかし、たまに伺う様子からも、もう「モノ」は要らないでしょう。(相手のかたは90代)
そこで思いついたのが、自宅の作品展示スペースにルルベちゃんを使った季節のディスプレーをつくり、その写真を送ったらどうだろう。
いまホームページのトップページでご覧いただいているのが、その三月版です。一月のテーマはお正月、二月は節分でした。
千代紙カフェ公式LINEでも毎月月末を目標に次月のディスプレー画像をお送りしています。3月はすでに配信済みですが、ご希望のかたはお友達登録後なにかしらのメッセージでお知らせくださいね。
06 毎月の制作目標(2021年)
あるとき、ふと思いついて作り始めた毎月のテーマに沿った小さな貼り絵。縦横78mmほどの豆色紙に、縦横35mmほどの小さな千代紙の着物(千代紙豆着物)で作る作品です。
意気込んで始めたものの、毎回6月あたりで躓き、8月、10月、11月等、どうしても閃かない月があり、何年も春までで止まっていました。去年、いい加減もう完成しよ!と強く思い、高齢者住宅でひとり暮らしをしている知人に毎月短いお手紙とともに送ることを目標に掲げて取り組みました。
なんとかしなきゃと思うと頭も回転するものですね(笑)
ちなみに、毎月のテーマは次のとおり。
一月・お正月、二月・節分、三月・ひなまつり、四月・サクラ、五月・端午の節句、六月・アジサイ、七月・七夕、八月・花火、九月・お月見、十月・紅葉、十一月・七五三、十二月・クリスマス。
どこに飾っても気持ちを和ませてくれる可愛い作品です。
03 千代紙カフェの始まり
2016年9月4日、日曜日。
ある資格がほしくて定期的に上京して勉強していた中の、着物のコーディネートを千代紙で表現するというひとつの課題との出会いから、千代紙カフェは始まりました。
だれかに喜ばれる仕事をしたいと模索していた時代の話です。
まったく続くはずもない日記帳をその足で買いに行ったのでしょうか、新宿の世界堂で求めたまったく続いていない日記帳の2日目にこのように書いていました。
九月五日月曜 とても暑い東京
きのうの千代紙コラージュ、楽しかった。自分の性分にも合っている気がする。これを提供できないかしら。色と文様はそれだけで美しくときめくし、コラージュすることでコーディネートの勉強にもなり、着かたや着物、帯の種類や構造まで覚えられる。眺めてかわいらしいだけでなく、いくらでも深められそう。名称・千代紙カフェ、略してちよカフェ。なんてどうかしら。
このときはまだ、「ちよカフェ」って「カフェ」はカタカナだったんですね。笑
築地のホテルに泊まり、翌朝、帰宅するために晴海通りを渡りながら浮かんだのが「千代紙カフェ」という名称でした。バス停に着いてスマホで検索し、「千代紙カフェ」がどこにもない名称だということに気づいて、ひとりでドキドキしていました。笑